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公示|帆走指示書1997年1996年

1998 シアトルカップレース公示



1.はじめに
   秋の大阪湾における恒例のシリーズレース、シアトルカップは今回8回目を迎えました。その今年念願の明石海峡大橋が開通して地元の須磨ヨットハーバーにも記念の年となりました。
 この様な中で、気心知れた艇同士での大会としました。同時に第1回大会からのモットー『規模よりも質の高いシリーズレースを』は変わることなく貫きたいと考えます。
  どうか、以下のレース公示参照の上、ご賛同頂ければぜひ参加下さるようご案内いたします。

   主  催   須磨ヨットクラブ
   後  援   神戸市、財団法人日本ヨット協会、社団法人日本外洋帆走協会内海支部、
          シアトルヨットクラブ、神戸新聞社、ラジオ関西、サンTV、FM MOOV
   協  力   NORC須磨フリート、社団法人神戸港振興協会

2.日  程
  受付及び艇長会議  1998年9月11日(金)受付:18:00 〜19:00 ,艇長会議:19:00 〜20:00
  第1レース 9月12日(土) 10:00 〜    (ソーセージコース)
  第2レース 9月12日(土) 第1レース終了後 (ソーセージコース)
  第3レース 9月13日(日) 8:30 〜      (第34回大阪湾横断レースコース)
  第4レース     9月15日(火) 9:00 〜      (ソーセージコース)
  第5レース     9月15日(火) 第4レース終了後 (ソーセージコース)
  但し、クルーザークラスは9月13日の大阪湾横断レースのみとする。

3.適用規則
  ・The Sailing of Rules 1997-2000 (RRS)及び日本ヨット協会付則
  ・IMS ルール・NORC クルーザーレーティング98・ORC 特別規定・NORC外洋レース規則
  NORC特別規定本レース委員会が定めた設備基準・レース公示及び帆走指示書(但し、RRS, IMS, ORC特別規定については英文を正とする。)
  ・本レガッタは、カテゴリーAの大会として類別する。

4.参加資格
 1)[1]第三者賠償責任保険(ヨット保険等)に加入している艇。
   [2]外部と交信できる有効な無線通信機器を有する艇。(携帯電話も可)
   [3]全長11m未満7m以上の艇。
 2)[1]IMSクラス
     IMSの有効なレーティングGPH600〜720Sを保有し、ORC特別規定カテゴリー4以上、NORC特
別規定による有効な検査証書を保有している艇。
     但し、アコモデーション証書がNONE FILEDの艇は不可とする。
     全乗員の1/2以上はNORC会員であること。(但し、国内非居住の外国人はNORC会員と見做す)
   [2]CRクラス
     NORC CRの有効なレーティングGTA620〜740Sを保有する艇。但し、IMS保有艇はCRクラスとして認めない。
     本レース委員会の定める「装備・擬装品チエックリスト」を満足する艇。
     全乗員の1/3以上はNORC会員であること。(外国人についてはIMSクラスに同じ)
   [3]クルーザークラス(須磨YC艇対象)
     本レース委員会の定めるレーティング(CR98準拠)を承認する全長 11m〜7mの艇。
     本レース委員会の定める「装備・擬装品チエックリスト」を満足する艇。

5.各クラスの成立
  各クラスとも参加5艇以上の場合とする。但し、クルーザークラスは3艇以上とする。

6.順位の決定
 1)IMSクラス
   ミックスデビションとし、CRタイプの艇についてはダイナミックアローワンスを適用する。
   PCS(パーフォーマンス・カーブ・スコアリング)方式による。同一修正時の艇がある場合は、GPHの大きい艇を上位とする。
   ソーセージコースは上・下コースの上と下のレグ数の割合によるバリアブルパーセンテージを使用する。
   大阪湾横断レースコースはオーシャンレーシングコースを使用する。
 2)CRクラス
   PLS(パーフォーマンス・ライン・スコアリング)方式による。同一修正時間の艇がある場合は、レーティングの小さい艇を上位とする。
   ソーセージコースはラウンドブイTAを使用する。
   大阪湾横断レースコースはオーシャンレーシングTAを使用する。
 3)クルーザークラス
   CRクラスに準ずる。

7.得点及び順位
 1)得 点
    RRS規則A2による低得点方法を採用する。
 2)得点系数
    ソーセージコースレースはN=1.0
    大阪湾横断レースコースはN=1.2 とする。
 3)成立した全レースの得点合計により順位を決定する。
    タイの場合得点系数の大きいレースの上位艇を上位とし、なおタイの場合はRRS規則A2を適用する。
    これによってもなおタイが解けない場合は、最終レースの上位艇を上位とする。
 4)成 立
    本シリーズは予定されている5レースの内2レース成立をもって成立とする。
    但し、クルーザークラスは第3レ−スのみとする。

8.レース水域
   須磨ヨットハーバー沖及び大阪湾北西水域

9.プロテスト委員会
   プロテスト委員会は独立したジュリーで構成される。

10.参加申込
 1)   〒652-0898 神戸市兵庫区駅前通5丁目1-1 イトウ工房内
            シアトルカップレース実行委員会 TEL 078-578-0771  FAX 078-578-0882
 2)提出書類   レース申込書
 3)   1艇 3万円 (須磨ヨットクラブ会員艇は2万5千円)
       但し、クルーザークラスは1万円
 4)   1998年9月4日(金)
 5)   (艇長会議時)乗員登録1名につき3千円(パーティ費含む)

  提出書類の発送と同時に出艇料を所定の口座へ振り込み又は、現金封筒にて郵送ください。
  

   出艇料振込先 : 須磨ヨットクラブ シアトルカップレース実行委員会 伊藤耕磁
       さくら銀行上沢支店 普通預金 口座番号 3303843
       電話 078−578−0771
       郵送先 : エントリー申込宛先に同じ

11.乗員登録
  参加艇は本シリーズに乗艇する全乗組員をあらかじめ登録するものとし、艇長会議までに所定の用紙をもってレース本部へ提出しなければならない。追加がある場合は、事前にレース本部に書面を持って行うこと。
  NORC会員は会員証のコピーを添付すること。
  IMSクラス参加艇は、各クルー体重(衣類着用)を記載すること。
  公認計量日時は、9月11日 18:00〜19:00、12日 8:00〜9:00、13日 7:00〜7:30、15日 7:00〜8:00 とする。

12.乗員制限
   最少乗員数は3名とする。また、IMS 艇は証書によるクルー体重制限を適用する。

13.帆走指示書,公式掲示(レース公示分の実施詳細含む)
  1)帆走指示書は公示と同刷、9月11日(金)の艇長会議では補足説明と質疑応答のみとする。
  2)公式掲示は艇長会議以降のレース公示及び帆走指示書に関する変更については、公式掲示板をもって発表される。
  3)公式掲示板は須磨ヨットハーバーハウスに設置する。

14.係泊地
  全ての参加艇は本シリーズ期間中の係留場所を須磨ヨットハーバーとする。
  係泊地を他の場所とする場合はレース委員会の承認を受けなくてはならない。
  当泊地内における事故災害には主催・主管・後援団体は一切の責任を負わない。

15.本シリーズの特別規則
 1)装備基準
    参加艇は別途定める「装備基準チェックリスト」の全項目を満足していなければならない。
 2)上架の禁止
    第1レース開始後から最終レース終了までレース艇の上架は禁止する。
    やむを得ないものについては、レース委員会の承認をもってこれを認めることがある。
    (上架が必要な艇は事前に書類による申請を行うこと)
 3)機走用燃料
    レース中のいかなる位置からも機走帰港するのに十分な燃料を搭載しなければならない。

16.艇長会議及び出艇申告
 1)艇長会議
   日  時  1998年9月11日(金) 19:00〜20:00
   場  所  神戸勤労会館4階403号室(JR三宮東サンパル南側)
          艇長会議は1回のみとし、本シリーズ全レースの共通事項を連絡する。
 2)艇長会議時提出書類
   IMSクラス
   レーティング証書、インベントリーリスト、特別規定検査証書1998、艤装品・装備品チェックリスト、保険証書コピー、 乗員登録書
   CRクラス
   レーティング証書、艤装品・装備品チチェックリスト、保険証書コピー、乗員登録書

17.賞
 1)IMS  クラス    優 勝 準優勝 3位
 2)CR   クラス    優 勝 準優勝 3位
 3)クルーザークラス    優 勝 準優勝 3位
 4)第34回大阪湾横断レース ファーストホーム 各クラス優勝
 5)IMSクラス及びCRクラスの優勝には、NORC内海支部長杯
 6)神戸市長杯

18.レース本部及びその所在地
 1)レース本部   1998年9月12日から9月15日の4日間、須磨ヨットクラブに設置する。
 2)所 在 地   神戸市須磨区若宮町  須磨ヨットハーバー内  TEL 078-735-7968



1998 シアトルカップレース帆走指示書


1.規 則
  ◎ The RACING RUULES of SAILING for 1997-2000(RRS) ◎ IMS Rules & Regulations (IMS)
  ◎ Offshore Racing Council(ORC)特別規定 ◎ NORC外洋帆走規則現行
  ◎ NORC特別規定 ◎ NORCクルーザーレーティングルール 98(CR)
  ◎ 公示および帆走指示書(但し、RRS・IMS・ORCについては英文を正とする。)
  ◎ 本レガッタは、RRS付則G3のカテゴリーAの大会として類別する。

2.日程及びスタート予告時刻
  第1レース  9月12日 9:50 (ソーセージ)
  第2レース  第1レース終了後 (ソーセージ)
  第3レース  9月13日 8:20 (大阪湾横断レース)
  第4レース  9月15日 8:50 (ソーセージ)
  第5レース  第4レース終了後 (ソーセージ)

3.レースコース
  レースコースは別添図のとおりとする。

4.競技者に対する通告
  競技者に対する通告は公式掲示板に掲示される。この場合レース本部信号柱にL旗を掲揚すると共に音響
  信号一声を発する。L旗は10分間掲揚した後降下される。

5.帆走指示書の変更
  当日の最初のレーススタート予定時刻の90分前までに公式掲示板に掲示される。

6.陸上における通信
  レース本部から各艇に対する通信は、レース本部信号掲揚柱に掲げる旗で行う。

7.レースコミッティボート
  レースコミッティボートには黄色OFFICIAL旗を掲げる。本部艇にはNORC大エンサインを掲揚する。

8.クラス旗
  レース艇は各クラス毎のレース旗をスタート10分前からレース終了まで、又は、レースを棄権するまで、
  バックステイのデッキから1.5m以上の高さに掲揚すること。

9.レース旗
  レース旗は別添信号旗一覧表を参照すること。

10.マーク
  スタート及びフィニッシュ、各回航マークは蛍光オレンジのマークを使用する。

11.スタートライン
  スタートラインは第2マーク(第3レースはスタートマーク)と、NORC旗を揚げたレースコミッティ
  ボートのマストを結ぶ線とする。なお、スタートラインはスタート信号後4分で消滅する。
  但し、第3レースのスタートラインは、スタート信号後15分で消滅する。

12.スタート方法
  スタートはRRS26方式1に従いスタートし、IMS、CR、クルーザークラスの順に5分間隔でスタートする。

13.リコール
  リコール艇がある場合、RRS29.2 "X" 旗による。"X" 旗はスタート信号後4分間で降下される。
  ゼネラルリコールの場合は、RRS29.3 第一代表旗を掲揚し、単音連続を発する。第一代表旗は次のスタート
   準備信号1分前に降下される。ゼネラルリコール後のこれに続くクラスのスタートは、順次繰下げられる。
14.コースの変更
  コースを変更することがある。

15.フィニッシングライン
  フィニッシングラインはマークとNORC大エンサイン旗を揚げたレースコミッティボートのメインマスト間とする。但し、短縮の場合S旗を揚げたコミッティボートとマークを結ぶラインとする。

16.タイムリミット
  第1レース  9月12日 スタート後、3時間 (ソーセージ)
  第2レース  9月12日 スタート後、3時間 (ソーセージ)
  第3レース  9月13日 17:00 (大阪湾横断レース)
  第4レース  9月15日 スタート後、3時間 (ソーセージ)
  第5レース  9月15日 スタート後、3時間 (ソーセージ)
  但し、タイムリミットをもってレースは終了する。

17.失格に替わるペナルティ
  第1,2,4,5レースにおける、RRS 第2章の規則違反に対しては、RRS 44.2,720度回転の罰則が適用される。
第3レースにおけるRRS 第2章の規則違反に対しては、得点ペナルティRRS 44.3を科す。

18.抗 議
  抗議はRRS 第5章により、レース本部備えつけの抗議書を用い帰着申告締切時刻までにレース委員会に提出しなければならない。救済の要求は帰着申告締切時刻又は関連するケースから1時間以内のいずれか遅い方とする。
  プロテスト委員会が決定した審問の日時を公式掲示板に掲げるので、抗議に係る者、また必要な証人は指定された日時に出頭しなければならない。

19.得点及び順位
  得  点 : RRS規則A2による低得点方法を採用する。
  得点系数 : ソーセージコースレースはN=1.0
        大阪湾横断レースコースはN=1.2 とする。
        DSQは参加艇数+3、それ以外のDNC,DNS,OCS,DNF,RETは参加艇数+1
  成  立 : 本シリーズは予定されている5レースの内2レース成立をもって成立とする。
        但し、クルーザークラスは第3レ−スのみとする。
   成立した全レースの得点合計により順位を決定する。
  タイの場合、得点系数の大きいレースの上位艇を上位とし、なおタイの場合はRRS規則A2を適用する。
  これによってもなおタイが解けない場合は、最終レースの上位艇を上位とする。

20.レース艇の義務
  出艇申告し、スタートしない艇は直ちに、また棄権艇は速やかにレース本部に連絡しなければならない。
  電話又は無線による時は必ず艇の責任者が行ない、第三者に伝言を託してはならない。

21.出艇申告及び帰着申告
  出艇申告は所定の出艇申告書に記入し各レース毎に提出しなければならない。
  1、提出書類  所定の申告用紙
  2、場  所  レース本部
  3、時  刻  第1,第2レース 8:00〜9:00 9月12日
          第3   レース 7:00〜7:30 9月13日
          第4,第5レース 7:00〜8:00 9月15日
  帰着申告は所定の帰着申告書に記入の上、当日の最終レース終了後1時間以内にレース本部へ提出すること。
  (第3レースは2時間以内)

22.緊急連絡先
  須磨ヨットハーバー 電話078-735-7968 / 無線 144.02MZ JA3ZYJ / 小安協無線 小安協須磨
  神戸海上保安部航行安全課  電話078-331-6743